看護師の副業
看護師は一般職と比較して高給のイメージがあるが基本給はさほど高くない。
政府から副業・兼業の推進に関するガイドラインが発信されて数年経つが、看護の現場ではいまだに「副業禁止」と就業規則にある施設も多い。
特に今は感染面から、副業禁止を徹底した施設もある。
うちも医師の副業は黙認だが、看護師は表向き禁止になった。
感染拡大を懸念して禁止になったが、業者を介してバイトし始めたから皆そう簡単に辞められない。
職員の副業は禁止で、夜勤バイト(月に1~2回以上の夜勤バイト)は雇っているから矛盾している。文句が出るのも無理はない。
看護管理部は「全国の感染状況(ステージ)で今後バイト禁止」「バイト先で罹患した場合の傷病手当について」を発信したがどれも曖昧だった。
基本給は安い
基本給は安く、夜勤手当その他があるから支給額はそこそこ。
基本給が安いから賞与も月々の給与とさほど変わらない。
とは言えいただけるだけありがたいと思っている。
どこかの病院が賞与が支給できないと宣言したら、数百人単位で退職希望があった。
慌てて病院側は宣言を撤回した。
年末年始働いた給料
看護師の年末年始日勤手当が14000円、夜勤手当が28000円。夜勤を2回した看護師は56000円手当が付く。年末年始以外にも夜勤が4回くらいで夜勤手当だけで112000円の計算になる。
お金にシビアな3年目のとも子が1月の給料計算をしていた。
「残業が10時間で、年末年始の夜勤手当合わせて35万は貰えるはず。」
その他にも老健施設の年末年始の夜勤バイトも1回、日勤バイトを1回したらしい。
30日~31日に夜勤、31日~元旦にバイト夜勤、元旦~2日に夜勤、3日に日勤バイトがそのからくりだ。確かに睡眠時間は5、6時間は取れている。
「バイト合わせて50万くらい。」
こんな子は無駄遣いはしない。目的があって頑張っている。
しかしこんな働き方、若いから出来るんだろうな。
年末年始の夜勤バイトは超高額な施設もあるが、選ぶ基準は金額ではない。
看護師の情報網は侮れない。
「〇〇病院の救急外来年末バイトは絶対止めたほうがいいわよ。」
「老健〇〇の年末年始は死ぬかと思った。絶対おすすめできない。」
とリアルな口コミが休憩室で飛び交う。
聞けば確かに超高額なバイト料を貰ってもやりたくない内容だった。
もうすぐ給料日、みんなよく頑張った。
夜中に電話があっても、24時間呑まずにスタンバっていても私の給料はいつもと変わらない。 MIKO
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