コロナ5類へ変更後

引き算が難しい
ゴールデンウィーク明けから新型コロナは5類へ変更された。
感染報告も、濃厚接触者報告も必要ない。

待合室のベンチのソーシャルディスタンスの張り紙は撤収された。
各玄関に「これでもか」と張り出されたポスターは若干小さいものになった。

ポスターの内容は、
「5類に変更されたが、当院としては感染状況を鑑みてこれまで通り面会制限・・・」
と保守的なものだ。
潔く5類として様式を変更するのか、このまま様子を見るのか、どちらとも取れない内容だ。

各受付のパーテーションやアクリル板はそのまま、撤収するかどうか部署に意見を尋ねたら
100%反対だったらしい。
それ、聞くからだよ。

この3年間で足しに足してきたものを一気に引くのは難しい。
日本人特有の「万が一」思想が影響している。

師長会では面会制限についてどう考えるか意見を求められた。
コロナ前に戻す、面会者はマスクは着用する、に挙手したのは私だけ。
挙手した手を引っ込めそうになった。

たられば会議
「またクラスターが発生して、死亡患者が出たらどう責任取るんですか?」
想像を超えた質問を浴びた。
「面会制限を緩和する事とその質問は脱線しているんじゃないの?」
看護部長が援護射撃にまわってくれた。
ありがたい。
この手の質問がエスカレートすると、
「エクモが足りなくなったらどうするんですか?」
など回答できない質問がくる。わたしはこれを「たられば会議」と呼んでいる。
彼女たちの意図は「答え」ではなく、意見を覆すこと。
「すみませんでした。そこまで深く考えていませんでした。」
が正解なのだ。
この会議は1時間半。

結局、師長会ではコロナ前と対応はすべて同じだ。
元に戻せないのは「意識」かもしれない。  MIKO

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