今年最後の師長会

師長会
スタッフだった頃、主任が会議やら委員会科津堂で病棟不在の時、よく心の中で思っていた。
「何もしないで会議ばっかり行って・・。」
主任の頃、師長は主任よりも病棟には不在がちだった。急な用事があってPHSに電話すると
「・・今会議中。」
と、あからさまに違う声色で返ってきた。

「ホントに会議ばっかり。」
病棟の責任やトラブルを全部背負っているようでよく愚痴っていた。

師長会は月2回と決まっているが、この3年間臨時師長会が何度開催されたかわからない。
臨時師長会が開催された時はタイムリーに、話し合った内容を主任、リーダー、その日のスタッフを集めて数分でも情報伝達をおこなうようにしている。
スタッフには師長が何を話し合いしているかわからないから、
「師長はいっつもいない」
と愚痴られてしまうのだ。

たられば会議
今年最後の師長会のメインは勿論院内クラスターについてだった。
院内クラスターの現状と、年末年始の管理日直、報告連絡体制について。
万が一日直師長がコロナ陽性、もしくは濃厚接触者になった場合、待機師長と交代する。
緊急オンライン会議開催条件など盛り沢山だった。

こんな時必ず限度を越した「たられば」議題を提案する師長がいる。
「たられば」を否定する気はない。「その時はその時」とのん気な発言をするよりリスク感性があると思う。

ただ、限度もあるでしょ。
「部長、副部長、師長が立て続けにコロナ陽性になったら。」
「院内クラスターが再燃しても物資は大丈夫か。」

素晴らしいネガティブイマジネーションの持ち主。
これまでの傾向でその状況は想定しにくい。万が一起こったらそれこそ緊急オンライン会議だ。

速い情報
たられば会議で貴重な時間を30分も使ってしまった。
病棟に帰って会議の概要を主任、リーダーに話した。
即管理者報告が必要な例や、現時点の院内クラスターの状況。
新規院内スタッフ感染者の情報は私よりもスタッフが速い。ホントに不思議。

呑んで寝て過ごそうと思ってた年末年始も、緊急オンライン会議に備えて自粛しよう。
緊急オンライン会議って給料は発生するのかしら。
そう言えば師長会で誰も質問しなかったな。  MIKO


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