現実は違う
医療現場を舞台にしたドラマや映画では、イケメン医師と看護師が恋仲になることが多い。恋仲の二人の話題は、ほぼ職場事情や医療についてと決まっている。ドラマあるあるだが、院内の廊下を足早に歩く二人、ドジな看護師を可愛がるヤリ手医師、卒後5年目くらいで神レベルの医師、俳優並みに（いや、俳優さんが演じてるんですけどね）イケメン医師、実際には99％ありえません。1％は確かにイケメン医師は存在する。それは看護師や薬剤師も同じで、女優やモデル並みに綺麗で可愛い子は存在する。イケメン医師よりモデル並み看護師の率の方が高いんじゃないかな。ただし性格がいいかどうかは別。
大体看護師は噂好きだ。
「日曜日の非常勤ドクターかっこいいわよ。しかも性格もいいし。」と話していたかと思えば
「日曜日のドクター最悪でした。CV（中心静脈カテーテル）入れるのに1時間以上かかったんですよ。しかも手震えてたし。ＣＶ入らない理由を、動く患者さんを押さえない看護師が悪いって言いだしたんです。」
看護師のせいにする医師は株が一気に下がる。この医師も「イケメンだけどCV挿入が超下手な医師」とすぐに噂が広まってしまった。
私生活では優しくない
看護師の恋愛対象は、同じ看護師、リハビリテーション技師、放射線科技師、薬剤師、総務課、医事課、結局職場恋愛が多い、稀に医師。相手が医師以外はゴールインすることが多いが100％結婚後も働いている。看護師は思いやりがあって、優しいと医療従事者もカン違いするらしい。付き合って数ヶ月経つとカン違いだったと気付くみたい。看護師は私生活では優しくないですから、特に彼氏、旦那には。オフの時には疲れをリセットしたいんだから、仕事の延長は無し。
付き合って間もない頃こそ手料理もするけど、結婚したら家事は分担制。これは結婚相手が医療者、特に職場恋愛の場合に多い。
相手が夜勤のない総務課や医事課の場合、ほぼ100％旦那が家事全般担当しているケースが多い。
どんなに大変な仕事かわかっているだけに、旦那も文句は言えない。
勿論、看護師の方が稼いでいるから文句は言わせないのだろう。 MIKO
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