テレビはいらない
最近ではテレビが家になくても平気だと言うスタッフが増えてきた。
外科病棟でも半数以上がテレビがない、もしくは使っていない。
どうやって情報を得るかというと、ほとんどがスマホ・タブレットだ。
「バラエティもつまらないし、観たい番組はタブレットで観れるし、テレビ自体必要ないです。」
そう言い切るスタッフも多い。
パソコンも持っている率が少なくなっている。キー操作が苦手という若者が増えてきたのも頷ける。ただ、キー操作なんぞ若者はすぐに取得する。入職して3日後には逆に機能を教えられるほどだ。ここが年齢のいった看護師との違いだ。
YouTuber
そんな若手の関心事は動画サイトで活躍する看護師。
医療や看護についてリアルな日常や、理不尽な事をおもしろおかしく編集している。演技力も当然ながら演出が素晴らしい。
若手に限らず主任、師長、部長も楽しく視れるものばかりだ。
どれもが「あるある」で長けた才能に感心してしまう。
今日も休憩室でスタッフ2人が推しの看護師YouTuberについて話していた。
「これに出てくるお局看護師ってICUの〇さんそっくりじゃない？」
「私もそう思ってた。〇さんにしか見えないの。」
偉大な講師より人気かも
著明な看護学の講師でも動画研修を配信したとて再生回数は伸び悩むのに、
有名な看護系YouTuberなら数万回～数十万回の再生回数だ。
プレゼンスキルも彼らの方が上手いかもしれない。
新入職獲得に人気看護系YouTuberを起用したいくらいだ。
入職獲得と言わず、いろんな学会もゲストで招いたら若手看護師の集客につながるんじゃないかな。
多様性や柔軟な考えが求められている現代で、彼らの発想力を認めざるを得ない。
なぜこれほど支持されているか、共感する部分が多いのだろう。
今の看護師が求めているものにマッチしている。中には批難の声もあるだろうが屈せず、世の看護師の励みになってほしい。
「ずっと続けられるわけない。」
と意地悪な意見もあるが、今の地位だっていつどうなるかわからない。
ただね、主任、師長の表現がおばあさん過ぎるのよ。どのチャンネルでも意地悪でおばあさん。
笑えるけどね。 MIKO
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