5月病が怖い

優秀な新人看護師
5月病ってわからなくもない。
新入職してリアリティショック、環境の大きな変化についていけず、まとまった休み中にふと考えるんだよね。休み明けが怖くて、体と心が適応できない。

新入職は外科病棟に6人、他の病棟より少ないほうだった。
男性看護師2人、社会人経験者1人含む6人だ。
すぐにグループラインを作り、朝も帰りも一緒だ。どうにか挫折せず1年間は乗り越えてほしい。

外科病棟には男性看護師も数名いるから、新入職の男性看護師も話しかけやすそうにしている。ひとまず安心。

とはいかなかった。
やはり4月末にひとりの男性看護師が指導者を通して相談にやってきた。
純君は入職試験で圧倒的に目立つ存在の子だった。
筆記試験は当然の事、面接でも1番好印象だったと聞いている。
ただ、配属希望が①救急外来②外科病棟だったのだ。
「もしかして間違えられてるんじゃないかと・・。救急病棟に配属になった亮君は第1希望が外科病棟だったんです。」

確かに履歴書には「救急領域に興味があり・・」と書かれていた。
「患者さんから純君のこと聞いたわよ。男の子ですごく優しくて丁寧な看護師さんだって。」
周りを使って褒めるのは常套だ。

「亮君と配属間違っているわけではないんですね?」
「そんなことはないわよ。希望と適正、可能性で配属決められるから。」
100%確信はなかったがそう伝えた。
「可能性と言うと?」
近頃の子は言葉に納得が得られないと次の会話に進まない。
「自分だけの判断ではなく、違う分野に進んだらどうなるだろうって期待感を含めた可能性よ。」
「期待感って管理者側のですか?」
なかなか鋭い。

ひと安心できない
最終的に純君は外科病棟を続けてみることになった。
入職して1カ月も経たないうちに異動なんて無理だと純君自身もわかっていたようだ。
純君のゴールデンウィーク、5連休がもうすぐ終わる。
指導者に聞いたところ純君は近場のキャンプ場に友人と行くらしい。
良かった、リフレッシュできるゴールデンウィークで。

何もかも忘れて楽しんでくれ。
部屋でひとり自問自答は答えも出なければ、ポジティブな結論など出るはずもない。
毎年ながらゴールデンウィーク明けが1番怖い・・。
他の5人は大丈夫かしら。  MIKO

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