いまだに高い喫煙率
看護師の喫煙率は女性の喫煙率7.2%と比較して7.5%と若干高い。実際には看護師の喫煙率は20%近いと言われていて5~6人に1人が喫煙していると言える。禁煙外来や、喫煙習慣による疾患を間近で見ていても禁煙できないと言う。
中にはタバコ1箱がどんなに高騰しようと吸い続ける、と豪語する看護師もいる。
ヘビースモーカー美和
美和はER(救急外来)の経験20年を超えるベテラン看護師だ。髪、服、持ち物すべてからタバコ臭を発していることを本人は気付いていない。
提出するレポートにさえタバコ臭が染み付き、タバコを吸いながらレポートを書く姿が容易に想像できた。
「私、勤務中は絶対喫煙しませんから。〇〇さんとか、〇〇先生とか勤務中に隣のビルの喫煙ルームに行ってますよ。私は絶対に夜勤中は喫煙しません。」
自慢げに言ってるが、体内のニコチン濃度から察して、夜勤中くらいは吸わずに我慢できるんじゃないかしら。
「夜勤前に5本吸ってくるんですよ、マクドナルドの喫煙エリアで。夜勤明けにまたマクドナルドで5本吸うんです。それですっきりするんです。」美和なりのマインドフルネスか、仕事始め終わりのルーティンか。
美和はスモーカーフェイスの典型的な顔をしている。流行りの美顔器や高級化粧品を使っているらしいが、効果は客観的に判断してゼロだ。
夜勤前に5本チェーンスモークすると喫煙臭は取れるはずがない。電子タバコは邪道だと、20歳の頃から同じ紙タバコを吸い続けているらしい。
「高額納税者ですよ、私。タバコが1000円になってもタバコだけは止めませんから。」
そんな美和もCOPD(慢性閉塞性肺疾患 多くは永年の喫煙が原因と言われる)
の患者に「タバコは止めましょうね、入院がいいきっかけですよ。」と説明している。
MIKO
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