Web会議と看護師

便利な世の中

コロナ禍で急速に進んだオンライン事業。

3年前まではWeb研修や会議なんて考えられなかった。

勿論当時の会議はフェイスtoフェイス。

容易に会議ができるようになって、

このところ外部との会議、研修三昧だ。

2年前は学会、会議のほとんどが中止だった。

その頃「Web会議」なるものが現れたが、まだまだ不確実なものだった。

音が途切れたり、入室できなかったり、フリーズしたり。

しかしこの2年間で急速によくなった。

これは医療業界に限らず、どの職種にも言える。

どの施設もインターネット環境が整備され、Web会議がスムーズにできるようになった。

気軽に参加できるからか立て続けに申し込み過ぎ、

先週からWeb学会、研修のオンパレードだ。

合間にWeb会議。

このオンライン、時短極まりない。

どこでもドアがついに実現化といったところだ。

近所で開催される会議も、余裕を持って30分前には出発する。

地方で開催される学会は勿論宿泊。

それが病院に、家にいながら参加できるのだ。

色んな会議や研修が立て続けに開催されても、ワンクリックで参加できる。

この時代を体験できて良かった。

学会に関しては現地開催と参加費が同じという不公平さを感じるが、

オンデマンド配信もあって、全ての発表を見ることができる。

現地開催だとそうはいかない。

いやぁ、ほんとに便利な世の中になったもんだ。

看護師は機械が苦手

看護師は人工呼吸器やシリンジポンプといった医療機器を扱うが、基本的に機械は苦手だ。

とくに通信機器。

2年前のWeb会議では、現地に行くより疲れたものだ。

いつトラブルが発生するかヒヤヒヤしながら参加した。

音が聞こえない、ビデオがONにならないなどトラブルが発生すると

患者の急変時のように慌てた。

すぐにシステム管理課をPHSで呼ぶ。

相手が忙しかろうが関係なかった。

「とにかくすぐ来て!」

と呼びつけたものだ。

またその慌てた様子が画面に映ったりするものだから笑えた。

今でも大きなWeb会議中に彼らが側にいないと不安になる。

当時のシステム管理課は、電子カルテ導入時に匹敵するくらい忙しかったそうだ。

画面の共有

オンライン会議がなければ巡り合えなかった言葉「画面の共有」

どのオンライン事業もほぼ同じ文言の「画面の共有」

発表者は必ず

「画面を共有させていただきます。」

ひと言添えてプレゼンテーションが始まる。

発表者ツールが丸見えになるミスも最近では少なくなった。

明日もWeb研修だ。

家で部屋着で受けられる研修はラクでいい。

おやつをつまみながら、寝転んで受けられる。

・・と研修のレジメを確認すると

「第2部 グループワーク」

気付いてよかった。  MIKO

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